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The Libertines / Up The Bracket
評価 S @@@
我が最愛のアーティスト、イギリスで「ピストルズ以来の衝動」と称されたThe Libertinesです。カール・バトラーとピート・ドハーティ、二人が運命の出会いを果たしたのは90年代後半のロンドンでのこと。「Libertines(放蕩者、自由思想家といった意味)」とバンド名を決め、普遍的なもののとらわれない彼らの方針を表したのだ。 とかなんとか。
ヒストリーはオフィシャルでもいって読んでもらうとして、彼らのことを僕が知ったのは何かで名前を聞いてふと興味をもったからですね。ネット検索してみたら日本公式サイトがあったんでいってみたら「Up The Bracket」がかかりだしたんです。そしていきなりのイントロの汚い声とその後に続くきれいなメロディに引き込まれました。けどその時はそこまで気に入ったわけではなく、「日本版安いし買ってみよう」程度の考えで購入に至ったわけですが。早速CDを聞いてみてもとりたてたことも思わず、なかなかいいじゃんぐらいしか思わなかったのですが、気づいたら1週間ぐらいこの「Up The Bracket」しか聞いていませんでした。1度きいたら耳から離れなくて、何回も聞きたくなってしまったのです。そして気づいたらオレ最愛のバンドになったわけで。コード進行とか昔ながらななんだろうけどここまで頭の中にすっと入る楽曲は初めてです。BeatlesよりもWhoよりも入ってきます。冷静にレビューなんて出来ませんね。オレはこのアルバムが大好きだ。全曲いい。ぜひきいて。ピート帰ってきて。
The Libertines /
評価 ん〜。
邦題「リバティーンズ革命」 その革命を生んだのは愛か、憎しみか。 このアルバムは本当にゴッタゴタな環境で作られてリリースされました。ピートとカールが殴り合いを起こしたり、ピートがドラッグ治療の病院に入院脱走を繰り返したり、ピートが仲間に見捨てられたんだって言ったり。うざったいほどでした。
僕はリバティーンズが心底好きでしたから、新作が出ると聞いて期待でいっぱいでした。シングルのCan't stand me nowも良かったし、すぐさまCDを購入。喜びに胸ふくらましながらこのアルバムを聞いたのですが、あまりパッとしませんでした。何回聞き込んでも今ひとつ。
楽曲の全てがメランコリックでいい味だしてるのですが、前作と違い、荒削りさが魅力と結びついてないんですね。このメランコリックな感じは荒削りからも大いに出てるのでしょうが、メロディが前より弱い。これだけでは下手くそなバンドと変わりない気がします。一瞬ハッとするようなメロディもありますが、真面目にやってるの?と聞きたくなるような楽曲が多いです。
だから、どういった気持ちでこのアルバムを聞くかが全てですね。冷静に言ってしまえばゴミゴミした未完成品、彼らに思いを寄せて聞けば、分解しかけているような痛々しさがたまらなくメランコリック。 結局いい加減なアルバムなんだな。
1と14の完成度がずば抜けているのでこの2曲だけを聞くのもいいと思います。
Limpbizkit / Significant other
このジャケットHIP HOPって感じだよね。
HIP HOPとROCKの融合、元祖ミクスチャーロック。すぐ真似できるので多くのフォロワーを作ったそうな。
君も帽子を後ろ向きにかぶって不満そうに裏声だせばフレッドだ。(笑)
Limpbizkit / Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavored Water
評価 B++
Limpbizkitの3rd、M:I-2の主題歌に使われたりとファンが一気に増えたアルバムです。
ちなみに、次のリミックス集のジャケットを見て以来、僕はこのジャケットがかわいく見えてきました。なんかヤダな。
全体的に作り上げられたアルバムです。主題歌の10もさることながら、5,6,とかもかっこいい仕上がりとなっています。。悪趣味全開の2曲目、「レディース アンド ジェントルムァン」ってイントロがすごく好きです。インパクトあります。
僕は彼らのことを「悪趣味なBon jovi」と称して来たのですが、やっぱりこれが合ってると思います。若者向けにキャッチャーに仕上げているのにわざとかどうか悪趣味な出来。ティーンズの心を掴むためか親が聞かないように裏声を駆使して不気味な仕上がり。 こんなにまとめているのにスパイスとしての悪趣味さを失わせていない所にセンスを感じます。